広西チワン族自治区の防城港市で、2006年に誘拐された少年が、1月18日(土)、7年ぶりに家族のもとへ帰った。
少年は当時6歳で、両親は食品店を経営。毎日店で食事をする少年がその日は現れず、自宅にも姿がなかったため通報し警察が捜索するも、見つからなかった。
一家は後に浙江省に移住。
そこへ13年12月末、少年らしき人物が見つかったとの連絡を受け、警察がDNA鑑定を行ったところ、本人だとわかった。
少年は福建省に住む夫婦に売られ、戸籍がないまま7年が経過していたが、中学校入学に際し、戸籍取得のためDNA鑑定を実施。養父母の実子でないことが判明したという。
(1月19日)
~北京ジャピオン2014年01月27日号