道に迷って1年放浪 12歳の少年を保護

江蘇省南通市で5月28日(水)、12歳の男児が保護された。男児は河南省永城市に住んでおり、昨年春に友達と遊びに出かけてから道に迷い、1年以上1人で放浪を続けていた。
同日午前、地元の警官が高速道路を歩く男児を発見。
発見当時、男児は全身薄汚れており、疲れきっていた。
男児は周囲の大人に「道に迷ったら大きな道を歩き、見知らぬ人と話してはならない」と教えられたことを忠実に守り、1年間、野生の果物や他人が捨てた食べ物の残りを拾って食べ、空腹をしのいでいた。
喉が渇けば川の水を飲み、冬は拾ったライターで枯れ草を焼き、暖を取ったとする。
その後、家族と連絡がつき、男児は無事故郷に戻っている。

(5月29日)

 

 

~北京・天津ジャピオン2014年6月9日号

 

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