【北京5月13日】最近、ネット上で「飛行機がアメリカシロヒトリ(蛾の害虫)駆除剤を撒いている、15日~25日はなるべく屋外活動を減らすように」との情報が流出したのに対し、北京市林業保護ステーションは5月13日(金)、飛行機での散布作業範囲は五環外の非人口密集区で、使用する薬剤も人畜無毒無害だと説明した。
同ステーションによると、アメリカシロヒトリ駆除剤の散布範囲は公益林や生態林、防護林の上空で、居住区には散布しないとしている。また、作業の7日前には関連区県会が政府名義の関連サイトや新聞上に飛行機での散布作業時間、場所、使用薬剤の種類などを告知すると説明している。
北京市における飛行機での駆除剤散布は1979年に開始、春、夏、秋の三段階に分かれ、夏は主にアメリカシロヒトリの幼虫防止を行っている。
~北京・天津ジャピオン2016年05月23日号~